２００５．４．１以降

選択約款の開示内容による分類　　３Ｐ原則（パッケージ・プロモーション・プライス）の開示度による分類です。

５０ｋＷ以上の契約需要家の全面自由化により、下記のとおり、開示内容の差が出ています。以前にあった契約種別がなくなったものもあるようですが、自由化の名の下に、料金体系が極めて多様化しています。たとえば、季節別時間帯別料金の関西の場合、スーパー用とホテル用で基本料金・使用量料金の単価が違い、選択の余地があるのかないのか、選択肢に迷うところところある。
その他、各電力会社の内、特に季節別時間帯別料金や休日高負荷契約で５００ｋＷ以上については、料金単価が個々の需要家によって違う場合もあるということもあるのか、料金の開示がなされていない傾向にあります。このことにより、新規ESCO事業者はよく価格分析をお客様と一体となって行うことが大切です。電力の自由化ということが、本来こういう開示傾向になるものだとすれば、お客様さまは現在供給を受けている電気料金メニューについて、近隣、同業他社との差を適宜、分析し、より賢い対応をされることが望まれます。
各電力会社に対しては、できるだけ、３Ｐ原則通り、開示を進められることを望みます。一般の家庭用需要に対する開示がネット上は１００％開示されていることから考えてもアンバランスの感を正直感じます。

2008‎年‎10‎月‎23‎日以降のサイト変更がありましたので、2012.1.1更新しました。

開示の変更を行われた電力会社はご一報下さい。下記のマトリックス表示を変更させて頂きます。マトリックスの記号をクリックしますと、現状を知ることができます。

	東京	関西	中部	東北	九州	北海道	北陸	中国	四国	沖縄
＜契約電力500kW以上＞
業務用季節別時間帯別電力	Ｘ	△	×	×	○	○	○	○	○	○	開示度に各社のバラツキがあり、情報公開という観点から工夫が必要です。
業務用電力	Ｘ	△	○	×	○	○	○	○	○	○
＜契約電力500kW未満＞
業務用季節別時間帯別電力	Ｘ	△	×	○	○	○	○	○	○	○
業務用電力	Ｘ	△	○	○	○	○	○	○	○	○
業務用休日高負荷電力	Ｘ	×	○	○	○	×	×	○	×	○
低圧電力	○	○	○	○	○	○	○	○	○	○	開示度は統一されています。
低圧高負荷契約	○	－	○	○	－	－	－	○	－	－
低圧総合利用契約	－	○	－	－	－	－	－	－	－	－
＜契約電力500kW以上＞
高圧季節別時間帯別電力	Ｘ	△	○	○	○	○	○	○	○	○	開示度に各社のバラツキがあり、情報公開という観点から工夫が必要です。
高圧電力	Ｘ	△	△	○	○	○	○	○	○	○
＜契約電力500kW未満＞
高圧季節別時間帯別電力A	Ｘ	△	○	○	○	○	○	○	○	○
高圧電力A	Ｘ	△	○	○	○	○	○	○	○	○

－該当なし
○料金単価の開示あり
△料金単価の開示あり、他の選択約款の開示なし（たとえば、業務用休日高負荷契約等）。
×料金単価ならびに他の選択約款の開示なし。