省電力電圧制御装置

KFC−V−SAVER

 省エネルギーの方法には色々なものが考えられますが、月間の消費電力の内、電灯の使用が大きく、電圧が基準値(電灯で100V、単相200V)をクリアーしている場合には、電圧を調整することによって、電力消費を削減する省エネルギーが確実にはかれます。
 電力とは電気が単位時間に行う仕事量で、電流と電圧との積の合成量をいいますが、その単位をワット(W)で表わします。つまり、
  W(ワット)=V(ボルト)×A(アンペア)ということになります。
  一例として、電灯で105Vある電圧を98Vにした場合、電圧低下率は6.6%ですが、省エネルギー率(使用電力低下率)下記の算式から12%以上になります。


 KFC−V−SAVERは入力1次側の電圧を常に見張りながら、自動的に電圧調整を行いますので、常に安定した電圧を供給し続け、負荷側の急激な電流の変化をトランスのリアクタンスにより吸収しますので電流も省エネ化します
 このことによって、他の省エネ機器との組み合わせトータルでの省エネルギー率は電灯回路で30%以上にも達する場合があります。
 負荷電流の大きさによって、この調整器には100A、150A、200A、250A、375A、500Aの6タイプを基本にオプション設計が用意してあります。100Aの63万円から500Aの187万円のエコノミー価格です。
 償却年数は3年以内が一応の目途ですので安心して導入いただけリースもできますから、実質的な経費の持ち出しもなく安心です。また、屋内、屋外にも取り付けられます。
●機器構成:                          ●入出力特性図:
 

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KFC−V−SAVER基本仕様書

●機器名称: KFC−V−SAVER
●効  用: 電圧の自動安定化による消費電力量の削減
●装置背景: 
 電気事業法第26条による供給電圧の制限は、電気事業法施行規則第44条によって、維持すべき標準電圧の幅を101V±6V、すなわち、95V〜107Vと規定されています。これに対し、供給電圧は通常、105Vから106Vとなっています。負荷側の機器の許容電圧は特殊な場合を除きますと、90〜94Vで充分に動作を行うことができます(パソコン、電灯、その他の小型機器を含む)。そこで、分電盤の1次側にKFC−V−SAVERを設置し、電圧を98V〜95Vの間に調整する機能を付加しますと、末端のコンセントにおいては、確実に90〜94V以上を維持することができます(構成図参照)。
●電圧調整用単巻変圧器: 乾式自冷、H種絶縁、100%負荷24時間365日
●負荷時自動タップ切替器: 
 供給電圧が98V以下の場合スルーモード1段、自動調整3段(±0,-3,-5,-7%)、AVR(オートボルテージギュレーション)、相互間自動復帰機構付、接点はノイズ防止のトライアック方式
●電圧検出回路: 実効値検出(誤差要因の波高値を除く)
●演 算 回 路: 外来ノイズの影響を防ぐフォトカプラー内蔵制御基盤に正確な弧点信号を約束するマイコンを搭載
定格:相数 単相3線 回路電圧 210−105V 定格入力電圧 99〜106V 
     定格出力電圧 96〜98V 定格周波数  50/60H
定格出力: 100     150     200      250      375      500 A 
          20      30      40       50       75      100 kVA

価格: 630,000円  766,000円   898,000円   1,030,000円   1,482,000円   1,870,000円
      価格は標準工事費別の引き渡し価格で、消費税抜きの価格。運賃は別途要。
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