<代表者からのご挨拶に代えて>
経営者の皆様方、現状のデフレスパイラルは、政策面での短期的解決ができるとお考えでしょうか?もしもそのようにお考えでしたら、今日からその考えを改めておいたほうがよろしいかと思います。
戦後50年を経て、日本社会は大きな転換期を迎えています。政治・経済・社会構造の大変革の時代には、不連続で、新しい、経済社会の基礎的枠組みが創り上げられていくことになります。
変革の環境下でもっとも大切なことは、バブル依存の発想を捨てたローコスト経営、すなわち経営上の無駄を排した節約意識を社内に徹底することにあります。
その第一番に大きな項目が電気料金の節約です。どんな企業でも、電気を使用しています。この電気料金による節約額対利益増加額の乗数効果は2.5以上にも達します。
戦後日本経済のひずみとしての日本経済の縮図は現在の世界一高額な電気料金体系に色濃く残っています。規制緩和を推進し活力ある経済社会を創生するためには、産業界自らが電気料金に対して大いなる関心を持つことが大切です。電気は、土地、水と同様に社会の公共財であり、この財の価格は公正に管理されるべきであるからです。心の中に常駐する、現状を温存しようとする考えを捨て、日本の将来のために大義の企業活動環境を意識しなければなりません。
平成3年のバブルの崩壊以来、長い構造的経済不況が続いており、内外価格差から見ても高すぎる公共料金が批判されておりますが、なかなか需要家の思うような展開にはなっておりません。こういうときには、需要家自身による自己防衛という考え方が大切です。消費税の引き上げについても、国が小さな政府を目指すという確かな姿勢があればこそ、消費者はそれを受け入れるこできるように(そうでない場合には、厳しく行政を監視する)、需要家がコストとしての電気料金を正当な方法で節約することは、自己防衛と監視という二つの大きな意味があります。
まず、別紙のような資料をご提出頂ければ、削減できる額がどの程度か簡単なご提案を無料でさせていただきます。また、電気料金の節約について電力会社や保安協会に対して相談をされる場合、それは、契約の相手方に相談をするということに他ならなく、ベストな結果を生まないことを、あらためて認識する必要があります(公益事業も純然たる私企業です)。つまり、需要家ご自身の客観的な判断で経費の合理化に取り組む姿勢が何よりも大切です。
私どもは、次の基本的考え方を基に活動をしています。
1.電気料金合理化メニューでは、@自家発電によるコスト削減、A受電設備改修による基本料金・使用量料金・保安料金の節減、B空調機のデマンドコントロールによる省電力、C蛍光灯の電子インバータ化による省電力、D電圧制御による省電力、E他の代替エネルギーへの切り替えによる削減をお客さまにご提案いたします。導入する設備には生産物総合賠償保険を付保し、コストは節約金額の半分以下を目標にしています。
2.保安協会の保安点検義務については、50kW以上の契約需要家に対して行政指導のもとに行われていますが、外国に類例がない実状から判断して自由契約とすることが基本であると考えています。実際、50kW以上で点検依頼をしていない需要家は全国に多々存在し、財団社団による保安点検制度は政府の特殊法人と同様、天下り引き受けの受け皿となっていることから、政府の関与を全くなくした受益者運営のNPO民間組織を認めるべきものと考えています。
「電気料金に異議あり」
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参考 図書 |
「電気の上手な使い方」
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インテックス インコーポレイテッド梶@代表取締役 櫻井利夫
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をクリックして頂くと概略説明がでます | 節電事例 |
契約電力合理化装置 | 非常用電源装置 | オートベンダー | エアコンデマンド制御器 | ||
照明インバーター、LED | 低圧電力力率調整盤 | 省電力電圧制御装置 | エアコンロボット洗浄 |
今なぜ省エネ投資なのでしょうか? 3年間の償却ですと、設備投資資金を必要としません。節約によるキャッシユインフローはリースによるキャッシュアウトフローを2倍以上も上回ります。(7年間程度のリースとして考えた場合。)つまり、ネットキャッシュインフロー(純益)が毎月得られるからです。設備は平均的に13年の法定耐用年数以上ありますからさらにお得になります。また、投下資本利益率という面でも30%以上が確保できますので、企業経営上、攻めの道具として位置づけることができます。 |
契約電力合理化装置 |
変電所をお持ちの電力需要家で、意外に見落とされているのが契約電力です。契約電力は、現状のところ、年間のわずか30分間最大需要電力の値がベースになりますから、適正容量の変圧器に保つことによって、電力消費と保安管理費を最少化することを心がけねばなりません。
●変電所●JEC204●JIS-C4304●過負荷耐量型● 電圧制御型トランス● アモルファス型トランスス |
非常用電源装置 |
従来の非常用電源装置は、商用系統電力が停電した場合に一時的に電灯用の電気を給電する蓄電器タイプ、もしくは発電機を中心としたバックアップ的なものが主流でした。しかも、コスト的にパフォーマンスが悪く、電源の安定供給上、あまり好ましい設備とはいえませんでした。
セーブマスターは、3相動力の電源を活用し、電灯側が停電した場合、電灯用途に12−25mSecで高速切替を行います。また、夜間等に電灯需用が増え、容量不足に陥りそうな場合には、停電を防止するためのプログラム化もご利用頂けます。
非常時停電検知CPUと内部構造
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(自動販売機専用節電タイマー) |
★概算メリット(1台で自販機が2,3台制御できます)
自販機の電気代が月額10,000円、電気料金単価が24円の場合、単位は円)
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使わないとき電気を切る省エネタイマー。償却期間はわずか数カ月です
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照明インバーター、LEDへ |
蛍光灯には、必ず安定器というものが部品として使われています。従来の汎用品蛍光灯安定器をインバータ方式かLEDに交換すると、従来の安定器と較べて発熱量が圧倒的に少なく省電力を達成します。省電力効果は、 | いずれも、インバーター、LED蛍光管、LED電球などを中心に使用時間が長いところに向いています。 |
インバーター | 1)グロースタート式対比 約45〜55%の節減 2)ラピッドスタート式(低力) 約25〜35%の節減 3)ラピッドスタート式(高力) 約20〜30%の節減 |
LED | 1)約60〜70%の節減 2)約55〜60%の節減 3)約50〜55%の節減 |
省電力電圧制御装置 |
負荷時自動タップ切替省電力システム | サイリスタ制御の最新型省電力システム | |||
(KFC−V−SAVER) | SAM省電力システム (SCR-AVR-MODULE方式) |
省エネルギーの方法には色々なものが考えられますが、月間の消費電力の内、電灯の使用が大きく、電圧が基準値(電灯で100V、単相200V)をクリアーしている場合には、電圧を調整することによって、電力消費を削減する省エネルギーが確実にはかれます。 一例として、電灯で105Vある電圧を98Vにした場合、電圧低下率は6.6%ですが、省エネルギー率(使用電力低下率)は、12%以上になります。 |
低圧電力力率調整盤 |
低圧電力供給において、主幹ブレーカーにコンデンサー、電流制御リレー、マグネット、ヒューズ、端子台、契約用ブレーカー(ELB)、変流器を一体化した力率調整盤です。 これを取り付けることによって、母線への負担を軽減化し力率を上げ、瞬時電力の増加を吸収することができます。 |